ごきげんよう! 美肌研究家の白河三來です。これからエイジング対策にもなるスキンケアの方法についてご紹介していきたいと思います。2回目の今回は、気になる毛穴のケアとメイクの仕方についてお届けしたいと思います。
毛穴レス美人になる方法
- 厚塗りファンデーションでカバーしない
毛穴が気になるからと言って、クリームタイプのファンデーションやコンシーラーでむりやり毛穴を埋めていませんか? 濃厚なファンデーションは強力なクレンジングでないと落ちません。強力なクレンジングは、毛穴の中の汚れまで溶かしてくれますが、それと同時に、お肌の潤いを保つのに大切なNMF (細胞間皮質) や細胞間脂質まで流れ出してしまい、乾燥を招きます。乾燥した肌を守ろうとして、体はさらに皮脂を分泌しますので、ますます皮脂栓が大きくなり、結局毛穴はますます目立つことに。ファンデーションは肌に負担が少なく、メイクオフやすいものを選びましょう。
- ファンデーションは光を反射するものを選ぶ
毛穴をカバーするなら、パウダー・ファンデーションのブラシ使いがお勧めです。なぜなら、パフやスポンジで塗ると平面ですから、皮膚表面にファンデーションを載せるだけとなり、毛穴が残って目立ってしまうのです。微粒子のパウダータイプをブラシでつければ、肌の凹凸にそって密着し、毛穴のくぼみまできれいにカバーすることができます。
さらに、ダイヤモンドなど、光を拡散してくれる素材の配合されたパウダーなら、毛穴の影を作りませんので、気になる部分をカバーすることができます。また、パウダー・ファンデーションならオイルフリーですから、クレンジングによるダメージからもお肌を守ることができます。
- 泡洗顔でやさしく毛穴をケア
毛穴が気になるからと言って、ごしごし洗ったり、皮脂を落とし過ぎたりしていませんか? 正しい洗顔方法で毛穴レス美人になりましょう。もっちり泡立つクレイ (泥) ベースの洗顔料を使えば、皮脂は残して汚れだけを取り去ってくれるので、うるおったすべすべのお肌に。
毛穴レスになる洗顔法
- 先に手を石けんでよく洗っておく。
- 洗顔料はネットを使ってよく泡立てる。
- 毛穴や皮脂汚れの気になるところから泡を置いていく。
- ふんわりした泡を転がすように洗う。絶対に手で直接こすらない。
- 体温より低めのぬるま湯を押し当てるようにして流す。15回以上流さない。
- タオルをそっと押当てるように水分を取る。
- 多めの化粧水を手のひらに伸ばし、ハンドラッピングでじっくり浸透させる。
- 絞ったタオルを冷凍庫で3分間冷やしておき、顔全体に押し当て引き締める。
意外ですが、毛穴の目立つ方は乾燥肌 (インナードライ) が多いのです。水分不足を補うため、皮脂が過剰に分泌されるからです。洗顔後は、やさしくお肌を育てるつもりで十分保湿してくださいね。