敏感肌のエイジングケア

美肌研究家

白河三來

ごきげんよう! 美肌研究家の白河三來です。これからエイジング対策にもなるスキンケアの方法についてご紹介していきたいと思います。5回目にあたる今回は、「敏感肌のエイジングケア」についてお話しします。

1. 敏感肌とは?

敏感肌というのは、お肌のタイプではなく、次のような外部からの刺激に敏感な肌の総称です。

  • 紫外線の刺激を受けやすい
  • 化学物質で炎症を起こしやすい
  • 物理的な接触に反応しやすい

2. 敏感肌の原因

このような反応を起こしやすいのは、ターンオーバーの乱れから、未熟な細胞が表面に上がってきてしまうため、角質層に十分な厚みができず、肌のバリア機能が低下するから。バリア機能が失われているため、角質がめくれやすく、キメが乱れ、はがれた角質の間から水分が蒸発するため、乾燥肌になります。細胞間脂質や NMF (天然保湿因子) も流失してしまい、水分・油分ともに足りない肌になっていきます。そして、めくれた角質から紫外線や刺激物質が入り込んでしまうので、炎症が起こります。

ターンオーバーが乱れる原因は不規則な生活であったり、女性ホルモンの乱れや加齢、ストレスが原因となることもあります。また、刺激の強い化粧品やピーリングなどの繰り返し、過度のマッサージなどの摩擦が原因になる場合もあります。

3. 敏感肌のエイジングケア

  1. 刺激の少ない化粧品を選ぶ

    「自然=肌にやさしい」という思い込みからオーガニックで無添加の化粧品がよいのでは? と勘違いされる方が最近増えています。
    オーガニックとは、オーガニック認証団体の基準を満たす方法で栽培された植物を原料として使用したもの。
    また無添加というのはまだ “表示指定成分” があった古い薬事法の時代の表現なので、何が無添加なのかをチェックする必要があります。
    植物は薬草に使われるものもあるくらいですから、効果もある代わりに刺激も強いと考えた方がいいでしょう。また、植物性で防腐剤無添加だとしたら傷みやすいということ。どちらも肌にやさしいとは言えません。植物由来の精油が使われることから、手作り化粧品にも要注意です。他にも、成分表示の上位5項目に PG、エタノール、アスコルビン酸、ハイドロキノン、レチノールなど刺激になる成分が含まれていないものを選びましょう。

  2. 保湿力の高い化粧品を使う  

    敏感肌の方は角質層がうすくて乾燥しやすい方が多く、小じわも出やすいのでそれだけで老けてみられてしまうことがあります。
    乾燥を防ぐためには、保湿力の高い成分の入ったものを選びましょう。
    ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン・天然保湿因子NMF・ブチレングリコール、セラミド・スフィンゴ脂質・ステアリン酸コレステ ロール・リン脂質・スクワラン・ワセリンなどがそれです。

  3. 摩擦しない

    マッサージはもちろん、洗顔、スキンケア、メイクアップなど、それぞれのステップで、できるだけこすらないでケアすることをこころがけて下さい。
    たとえば、ファンデーションを塗る際は、上質なメイクブラシでふんわりのせると負担も軽くてすみます。
    上質なメイクブラシでふんわり載せるパウダータイプなら負担も軽くてすみます。

デリケートなお肌の方は、休日はノーメイクで過ごすことはもちろん、できるだけ刺激を避けることが大切です。連休でしたら、顔を洗わないまま過ごしてみるもの有りです。調子が悪い時には、今やっている習慣で刺激になっているものがないか疑ってみることも大切です。たとえば、タオルや寝具に使っている洗剤や柔軟剤、芳香剤といったものが刺激になっている場合もありますので、ひとつずつやめてみて、肌の調子を観察するといいでしょう。同様に、新しい化粧品を使い始めるときもフルラインではなく、ひとつずつ、自分に合うかどうか見定めながら使ってみて下さいね。