女子アナに聞く! 好印象を与える声や話しかた

フリーアナウンサー

伊藤里奈

みなさんこんにちは。フリーアナウンサーの伊藤里奈です。 初対面の方に色々お話を伺うことも多いアナウンサーにとって、短い時間で好印象を持っていただくことはとても重要です。今日は日々私が心がけていることをご紹介したいと思います。

声に気持ちを乗せて伝える

笑顔であいさつができる人はそれだけで好印象だと思います。声から元気が伝わる人は健康的でその場まで明るくしますよね。あいさつをしても「ああ」と不愛想な会釈だけで済ます方がいます。忙しいのか、余裕がないのか、理由があるのかもしれませんが、会釈だけで済ますにしてもニコっと笑顔をプラスするだけで印象がぐんとよくなります。もし周囲からの印象をよくしたいと思うならぜひあいさつに、そして普段の会話にも笑顔と明るさを取り入れてみてください。表情は声に影響を与えます。笑顔で発した言葉は無表情で発するよりも楽しそうに聞こえます。

やってみてくださいね。

表面上ではなく心から相手に向かい合う

誰だって、誰かに必要とされたい、価値のある人だと思われたいという感情があると思います。あなたが好印象を持ってもらいたいなら、相手の価値を認めて、尊重する行動をとることが大切だと思います。あいさつひとつとっても、自分からその方に近づき丁寧に礼儀正しくごあいさつする。お名前を教えていただいたらしっかり覚えて、話しかけるときに「○○さんはどう思いますか?」など名前をつけて質問する。そしてその人の話を熱心に聞く。これらはあなたに興味がありますというメッセージになって、きっと好印象につながります。

その場が楽しく気持ちよい空間になるよう、心配りが大切

職業柄人の声には敏感でして、厚みがあり落ち着いた素敵な声をお持ちの方はそれだけで好印象をもってしまいます。でも声は普通なのに、この人の話は聞きやすいとか、聞いていると楽しくなる話しかたの方がいますよね? その秘密は、抑揚だったり、言葉と言葉のあいだの間だったりします。一方的に同じトーンで早口に話されると、なにをいっているのか理解できなかったり、聞いているのがつらかったりしませんか? ぜひ会話が伝わりやすいように、言葉に感情や間をいれて話してみてください。ただ、こちらが明らかに急いでいるときに、ゆっくり話されても、ちょっと気が利かない人だなと思います。基本的に、自分の調子ではなく、相手の状況を察し、気遣いながら会話のできる方が好印象を得るのだと思います。

さらに、相手だけでなく同じ空間を有している人たちのことも気遣える方は素敵です。例えば、女性がふたり、楽しそうに話しているとします。それだけなら微笑ましく好印象ですが、例えばその笑い声が大き過ぎたらどうでしょう。もしくは、その隣にもうひとり連れの女性がいて会話に全然入れない様子だったら? どんな場面でも自分だけ、もしくはその相手だけが楽しいのではなく「同じ空間を有している人がどう感じるか」まで気遣える方はとても魅力があり、その心掛けは、声や話しかた、表情などから必ず伝わります。

ぜひあなたの素敵なところが出る話しかたを心掛けてくださいね。